2018/09/21

漆喰置物、マット仕上げ[磨き]の巻

すっかり涼しくなって、
季節が変わろうとしているのを肌で感じる今日この頃。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
わたくしJaneは今の所風邪などはひかず、
昨日の自己紹介のあまりの長さにタイピングしていた
指の関節がヒリヒリする程度です。
ご心配なく。

そういえば、自己紹介に、
何故Janeなのか、それは本名なのか、
を書くのを忘れました。
またいずれ、そのことに関しては
(忘れなければ)触れたいと思います。

それから、Plastartの開業日がわかりません
(んなこと言われても)
普通なら、商品が一通り陳列されて、
めでたくOPEN!なのでしょうが、
いつ陳列したか忘れちゃいました。

なので、このブログを立ち上げた日が9月11日だったので、
ちょうどその日が私の誕生日なので、
無理矢理9月11日を開業日にしたいと思います。
来年の9月11日もよろしくお願いします。(?)




さて、今日は……専属カメラマン長女ではなく、
夫に写真を撮ってもらいました。
なので視点が…違う。夫は……
180cmなので、上から目線。
でもまあ、たまには違うアングルでも良いでしょう。

今日は、Plastartの作品の作成過程の一部をご紹介したいと思います。



突然のカメラ目線で恐れ入ります。

えーと………アトリエ…というか作業場が、
物凄いカオスになっています。

最初は小さなテーブル1つで始まったのですが、
それじゃ間に合わなくなってきて、どんどん横に広がってきています。
使い勝手はいいので、いいんですけどね。

とりあえず右側が作業場(その右下にパーツ置き場があります)、
真ん中の古い椅子の所が作業道具やパーツ置き場、
一番左の小さな椅子2つ並んでいるところが乾燥場となっております。

普段は、作業場の前に園児椅子
(小さい椅子)を置いて作業しています。




そんなカオスなアトリエの、作業場エリアが、
ものすごくフクロウ率高くなっています。
今日はこの、私Janeの左手に持っているサイズの
フクロウを、よりマットな感じに仕上げる(磨きをかける)
作業をご紹介します。

余談ですが、
壁の中央にある振り子時計は止まっています。
貰い物です。
アトリエの雰囲気づくりにかけている訳ではなく、
もともとそこに置いてました。



作業台や道具置き場の下も、
所狭しと色んな物が置いてありますね…。
主には置物を作るにあたって使用する、
金属系のパーツなんですけどね。
荒れ果てていてすみません。
でも使い勝手はいいんです。(2回目)




話を戻して、
漆喰置物をマットに仕上げる作業について。
乾燥する前にも何度か置物を手でなでまわして、
なるべくマットに…凸凹が無い感じにしています。
ですが、水分が多目の状態でいくらやっても、
結局、結構たくさんのちりめんジワみたいなのができてしまうのです。

よって、完全乾燥に近い状態になったら、
今一度水をスプレーして表面を少し柔らかくして、
主に両手の親指を使って作品を撫でくりまわします。




普段、自分の手のサイズに合った
ビニール手袋(薄手)を使っています。
手袋していないと、強めのアルカリに皮膚がやられて、
酷い時にはただれ気味になって痛いです。
(何度も書きますが、硬化後は触れても全く問題無し!)

でもこのビニ手、安物なのですぐ破れてしまうのがネック。
撫で回しの磨き作業は根気のいる作業なので、
時間をかけて一体一体、優しく表面を均していくのですが、
それでもすぐビリッと手袋が破れてしまって、
親指だけただれたりした事も。

なので、両親指に、文明の利器、
鮮やかなオレンジ色!、の
指サックを装着した上からビニ手しています。
これで万全。




あー…作業用のエプロン欲しい。
この間買おうかと悩んだ安いエプロンは、
小鳥さん達がいっぱいいて、
私には、ちょっとかわい過ぎて…ついには買えずじまいでした。
近々、買おう。



こうして、スプレーを繰り返して…。

手間はかかるけど、楽しいです。はい。
フクロウ一匹一匹に想いを込めて、
優しく磨きをかけております。




他にも乾燥中であったり、
作業場に置いてある作品が見えますが、
多分、全部は判別しにくいんじゃないかな。

ちゃんと完成したら、
出品するので楽しみにしていただけると嬉しいです。

私は相変わらず一匹目のフクロウを撫でているところです。
ひとつひとつ丁寧に、想いを込めて!
がモットーのPlastart。

誰にも任せず、自分で作るからこそ、
その想いもストレートに入魂するのではないかと思う訳です。




そして作ることを楽しむ。

その事が、いつか手にとってくれるお客さまに、
良い感情を伝えてくれる気がしてならないのです。
だって、嫌々作った物貰っても嬉しく無いっしょ。

私も子どもたちから、毎日のように紙切れに書いた
判読不可能な文字の羅列の手紙とか(下の子)
折り紙の山とか(真ん中)、
一応ちゃんとした手紙とか(長女)もらってばかりで
置き場所がなくてどうしたものかと思うんだけど、
ひとつひとつ気持ちこもってるなあと思うと無下にできません。
やっぱ、気持ちよね、気持ち。



フクロウだらけ…ですが、実は、
何を隠そうPlastartのメインキャラクターはフクロウです。
何を隠そうも何も、
HPのアイコンとかに使いまくっとるやんけ、という感じですが。

フクロウは、
不苦労とか、
福が来るとか、
色んな意味があるみたいだけど
そういうのも含めて、フクロウって
なんか好きなんですよね。個人的に。
夢にも出て来るくらい、好き。



フクロウ以外にも色んな動物を作っているし、
これからも作っていく予定ですが、
漆喰を使った他の、
動物以外の生活用品とかも将来的には想定しています。

なんてったって、漆喰は良いですからねえ〜。

さて、漆喰のマット仕上げの話に戻りますが、
水をスプレーして、親指で磨きをかけても、
それでもザラつきや、ちりめん状のあとは残ります。
テカテカのピッカピカより、
そういう変化に富んだ物の方が漆喰らしいかな、とも思います。
自己判断ですみません。

そんな訳で本日は、磨き過程のお話でした。
読んでいただき、ありがとうございました。

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